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ビートルズ以来の快挙! イギー・アザリアが全米シングル・チャート1&2位にチャートイン
ビートルズ以来の快挙達成!イギー・アザリアの「ファンシー」が、ついにNo.1に到達した6月7日HOT100チャート。
登場12週目という、比較的短い期間でNo.1に到達した、イギー・アザリアの「ファンシー」。ニュー・アーティストとして1、2位を独占するのは、ビートルズ以来の快挙で、女性アーティストとしては初。女性ラッパーでのNo.1獲得は、2010年の11月に首位デビューを果たした、ケシャの「ウィーアー・フー・ウィーアー」以来、3年半ぶりとなる。ゲストのチャーリー・XCXにとっても、もちろん初のNo,1獲得で、ストリーミング回数も急速に伸びていることから、この夏の1曲として上位に長期、ランクインすることは間違いなさそうだ。「ファンシー」のヒットを受けて、アルバム『ザ・ニュー・クラシック』も、再びTOP10入り(9位)を果たしている。
そのイギー・アザリアがラップを務める、アリアナ・グランデとの「プロブレム」は2位に上昇。当初はこの曲の方が先にNo.1になるのでは、と予想されていたが、「ファンシー」が予想以上のブレイクを果たしたことで、首位は「ファンシー」という結果になったが、初登場の3位を上回り、アリアナにとって自身最高位獲得となり、イギーにとっても、アリアナにとっても、2014年はブレイク年になりそうだ。
こちらもブレイク年になりそうな、ニコ&ヴィンスの「アム・アイ・ロング」が、登場7週というスピードで先週の17位から8位に、自身初のTOP10入りを果たした。ノルウェーのオスロ出身のポップ・デュオで、地元ノルウェーやスウェーデンでは2位に、ドイツでも3位と出身国を中心に、各国で人気が拡散し、大ヒットを記録している。
今週はTOP10入りが、もう1曲。今週7位にランクイン中の、「トーク・ダーティー」で再び注目を集めたジェイソン・デルーロの「ウィグル」が、登場4週目で10位に到達した。アルバム『トーク・ダーティー』からの4thシングルで、スヌープ・ドッグとタッグを組んだサマー・チューン。ジェイソンにとっては「トーク・ダーティー」に続く5曲目、スヌープにとっては13曲目のTOP10ヒットとなり、同時ランクインはジェイソンにとって初の快挙。
アルバム『エスケイプ』のリリースを受けて、マイケル・ジャクソンの1983年の大ヒットナンバー「ビリー・ジーン」が14位にリ・エントリーし、先行シングル「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド」も16位に、次のシングルとの声もあがっている「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」は45位にデビューを果たした。
カナダ出身のレゲエ・バンド、マジックの「ルード」が先週の28位から15位に、無名の新人バンドながら大出世を果たしている。公式チャンネルではすでに1千万回の視聴回数を超えていて、エアプレイも時期的に増えることから、この夏はロングヒットが期待できそうだ。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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