ジム・ロジャーズ氏:「流血の時」こそ買い増し、中国とロシア株の買いを推奨

2014年5月15日 12:46

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記事提供元:フィスコ


*12:48JST ジム・ロジャーズ氏:「流血の時」こそ買い増し、中国とロシア株の買いを推奨
米著名投資家ジム・ロジャーズ氏はこのほど、米S&P500種とダウ平均が過去最高値を更新したが、この時期に米国株式市場から離れた方が賢明だと指摘した。

一方、ロジャーズ氏は、中国とロシア株が今は買い時だとの見方を示した。中国本土株が過去最高値から65%下落しているほか、ロシア株もウクライナ問題でアルゼンチン株に続いて世界のワースト2位の株式市場になっており、両市場の値ごろ感が強いと強調した。

同氏は、自身が2008年以来始めて中国株の買いを再開していることを明らかにした。中国当局が金融セクターの対外開放を一段と進めると予測しているためだ。また、流血事件が発生した時こそ株式の買い増し時期だと自身の投資経験を明かし、ロシア株が現在こういう時期だと指摘した。《ZN》

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