AndroidとWindowsのデュアルOS製品、GoogleだけでなくMicrosoftも反対していた?

2014年3月16日 19:35

印刷

記事提供元:スラド

AndroidとWindowsのデュアルOS製品を発売しないようGoogleが圧力をかけていたことが先日話題となった(/.J記事)。Microsoftからの反対は特になかったとされていたが、実際には圧力がかけられていたようだ(WSJ.comの記事Ars Technicaの記事本家/.)。

AndroidとWindowsのデュアルOS製品はIntelが主導し、1月のCESで複数のメーカーが製品を発表していた。ユーザーにとってはメリットの大きいデュアルOS製品だが、Google側から見ればAndroidが圧倒的なシェアを占めるモバイルデバイス市場にMicrosoftが食い込むきっかけとなり、Microsoft側から見ればWindows中心のビジネス市場にGoogleの参入を許すきっかけとなる。MicrosoftはWindows上でAndroidアプリを動作可能とする計画があるとも報じられているが、デュアルOS製品の市場投入は両社にとって望ましいものではないという。ASUSでは大画面タブレットとしても使用可能なデュアルOSのオールインワンパソコンTransAiO P1801/P1802を発売していたが、デュアルOSを支持しないとするMicrosoftのポリシー変更に伴い、販売を終了したとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | Google | OS | マイクロソフト | ノートPC | IT | Android | ハードウェア | Windows

 関連ストーリー:
GoogleはAndroidとWindowsのデュアルブート対応PCについて快く思っていない 2014年03月12日
Microsoft、無償版Windows 8.1の提供を検討中? 2014年03月02日
MicrosoftがWindows/Windows Phone上でAndroidアプリを実行可能にする計画と報じられる 2014年02月16日
Androidアプリを実行可能なWindows 8.1パソコン、複数のPCメーカーがCESに出品予定 2013年12月29日
「Surface Pro 2」256GBモデル、人気のため販売を一時中止 2013年12月11日
MS、Android端末に「第2のOS」としてWindows PhoneをインストールするようHTCと交渉中 2013年10月08日
Android上でWindowsアプリを動かす「Wine on Androidプロジェクト」 2013年02月07日
AndroidをWindows上で実行させる「WindowsAndroid」 2013年01月29日
Androidのマーケットシェアが72.4%に達する 2012年11月17日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事