パナソニックが黒字転換、富士重工が通期予想を上方修正、ユニクロとABCマートの1月既存店売上がプラス、サイバーAの「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が200万DL突破=5日の注目銘柄

2014年2月5日 11:25

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【2月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 5日の注目銘柄です。パナソニックが黒字転換、富士重工が通期予想を上方修正、ユニクロとABCマートの1月既存店売上がプラス、サイバーAの「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が200万DL突破。

 パナソニック(東・名:6752)が4日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算(米国基準)は、純損益が前年同期6238億円の赤字から一転、2430億円の黒字となった。円安の押し上げ効果から増収になったことが黒字化に寄与した。売上高は前年同期比4%増の5兆6798億円、営業利益は同2.2倍の2631億円だった。

 富士重工業(東1:7270)は4日、2014年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想2兆3000億円から前期比24%増の2兆3800億円に、営業利益を同2780億円から同2.6倍の3100億円に、経常利益を同2720億円から同2.9倍の2940億円に、純利益を同2070億円から同85%増の2210億円に、それぞれ引き上げた。

 ファーストリテイリング(東:9983)が4日に発表した国内ユニクロ事業の売上推移速報(2014年8月期)によると、2014年1月の既存店売上高は前年同月比15%増だった。1月は、キャンペーン商品を中心に冬物販売が好調に推移した。既存店客数は同9.9%増、既存店客単価は同4.6%増だった。

 ABCマート(東:2670) が4日に発表した2014年2月期の1月度概況によると、既存店売上高は前年同月比3.4%増だった。1月は、比較的天候に恵まれたことから売上が好調に推移した。商品面ではスニーカーを中心に引き続きスポーツが好調だった。既存店客数は同1.4%増、客単価は同2%増だった。

 サイバーエージェント(東マ:4751)の連結子会社で、ソーシャルゲームの企画・開発・運営事業を展開するサイゲームスは4日、スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区)と共同開発したスマートフォン向けスーパーライトRPG「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が、1月23日のサービス開始から11日間で200万ダウンロードを突破したことを発表した。1月23日に提供開始後、4日間で100万ダウンロードを突破している。【了】

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