日経平均は400円超の下落、日銀のETF買いなどを意識も底入れ感は出ず

2014年1月30日 12:47

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14950.35;-433.56TOPIX;1221.60;-34.58

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から下げ幅を縮めて始まっている。ランチタイムの225先物は11時45分に14850円を付け、現物の後場スタートが近づくにつれて14960円まで切り返していた。ランチタイムの225先物は買い越しとの観測。為替相場は1ドル=102円25銭、1ユーロ=139円60銭辺りで推移している。前引け段階で日経平均、TOPIXともに3%超の下げだったこともあり、日銀によるETF買いなども意識されるところ。日経平均が節目の15000円を割り込んでいることから、NISAに絡んだ押し目買いなども意識されているようだ。とはいえ、東証33業種は全て下げているほか、不動産、保険に加えて、その他金融の下落率が4%を超えており、底入れ感は出ていない。売買代金上位30社のなかで上昇しているのはコロプラ<3668>、コマツ<6301>のほか、新日科学<2395>の3銘柄のみ。決算に絡んだところでは、大正薬HD<4581>が後場急伸。業績修正を発表したSBSHD<2384>がプラスに転じている。《KO》

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