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ダイナムJH Research Memo(7):2Q決算は「ゆったり館」が寄与し増収増益を達成
記事提供元:フィスコ
*10:27JST ダイナムJH Research Memo(7):2Q決算は「ゆったり館」が寄与し増収増益を達成
■業績の動向
○2014年3月期の上期決算
ダイナムジャパンホールディングス<HK06889>の2014年3月期の第2四半期(上期、4-9月期)累計の決算は、営業収入が85,757百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益が15,888百万円(同2.4%増)、当期純利益が9,898百万円(同6.2%増)となり、増収増益を達成した。
グロス収入である貸玉収入は470,532百万円(前年同期比0.7%増)となったが、景品出庫額も388,373百万円(同0.8%増)となったため、遊技業収入は前年同期比0.1%増の82,159百万円となった。低貸玉機の導入を積極的に進めていること、店舗の出店が今上期は1店にとどまったこと(前年9月末との比較では7店舗の増加)が、トップラインの伸びを抑えた。
店舗業態別では、高貸玉機主体の「ダイナム(既存店)」の遊技業収入が前年同期比4.1%減の51,598百万円、ゆったり館が同15.4%増の25,889百万円、信頼の森が同19.5%減の4,671百万円、となった。既存店とゆったり館の差は、消費者の嗜好の変化で、高貸玉機の稼働率が低下していることが影響している。ゆったり館は低貸玉機への需要をうまく取り込めていると言える。信頼の森の大幅減収は、10店舗がゆったり館へ業態転換を行ったためである。
利益については、費用の伸びを0.4%に抑制したことが貢献して営業利益の2.4%増益につながった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》
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