証券優遇税制廃止に伴う換金売り懸念で軟調/マザーズ市況

2013年12月24日 15:43

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記事提供元:フィスコ


*15:43JST 証券優遇税制廃止に伴う換金売り懸念で軟調
 本日のマザーズ市場は、証券優遇税制廃止に伴う換金売りとみられる動きが上値を抑え、売り優勢の展開となった。とりわけ、主力のネット関連やバイオ関連が軟調で指数を押し下げた。マザーズ指数は続落、売買代金は概算で2123億円だった。
 個別では、コロプラ<3668>やADWAYS<2489>、じげん<3679>など、主力のネット関連が総じて軟調だった。また、タカラBIO<4974>やPD<4587>、ナノキャリア<4571>など、バイオ関連のさえない動きも目立っていた。その他、OTS<4564>は、膵臓がんに対するがんペプチドカクテルワクチン療法剤第3相臨床試験の進捗がネガティブ材料視され急落。一方、ミクシィ<2121>は短期資金による物色で賑わいストップ高。なお、本日マザーズ市場に上場したHMT<6090>の初値は公開価格の約2.2倍と賑わったものの、初値形成後は利益確定売りに押され急落へ。《OY》

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