米国連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期

2013年12月13日 12:18

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記事提供元:フィスコ


*12:18JST 米国連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期
17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)観測が高まりつつあり、資産購入プログラム(850億ドル)が100-150億ドル程度減額されることが見込まれている。


テーパリング(量的緩和縮小)により、850億ドルがゼロとなった後、利上げが行われることになる。

イエレン第15代FRB議長の金融政策の指針「最適コントロール」によると、利上げの時期は2015年後半(7-12月)と示唆されている。

米短期金利先物市場では、2015年6月に利上げが行われる確率が50%となっている。

量的緩和、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)に批判的な、フィッシャー前イスラエル中銀総裁が、次期FRB副議長に就任した場合、さらに前倒しされる可能性が高まることになる。《MY》

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