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三菱自動車、EV「i-MiEV」上級グレードを90万円値下げ、実質205万円から
充電インフラの普及の為の設置業者への国や自動車メーカーにより補助や、日産<7201>が、2種類目の電気自動車(EV)を来年から販売すると発表したり、にわかに、EV市場に動きが出てきている。確かに以前に比べれば、街中でEVを見かけることが多くなっているようにも思える。
三菱自動車は、電気自動車「i-MiEV」に新グレード「X」を設定し販売を開始した。この新グレード「X」は、上級グレードの「G」に代わり、航続距離などの基本性能はそのままに、従来モデルより約90万円価格を下げ、エコカー減税(免税)平成25年度クリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金(上限85万円) を適用することで約205万円からとなる買い求めやすい価格設定とした。またエントリーグレード「M」に運転席・助手席シートヒーターや急速充電機能を標準装備するなど、商品内容を充実させている。
三菱自動車は、2009年7月に、世界に先駆けて電気自動車の「i-MiEV」の販売を開始。11年12月に「MINICAB-MiEV VAN」、13年1月に「MINICAB-MiEV TRUCKを発売している。これまで、電気自動車を国内では約14,000台、全世界で合計約36,000台を販売している。
同社は今後も、電気自動車のリーディングカンパニーとして、電気自動車の普及を推進し、低炭素社会の早期実現に貢献していくとしている。
また、同時に軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV VAN』の一部改良も行った。主な改良点は、暖房をサポートするため、シートヒーターを背面まで拡大するなど快適性を向上させ、価格設定を見直している。なお、販売目標は2車種で月間200台となっている。
新グレード「X」の一回の充電で走行できる距離は180キロ。これなら街乗りには充分だろう。EVの普及によって低炭素社会が進むことは喜ばしいことではあるが、昔からのクルマ好きには、EVは少し、ドライビング・フィールが味気なく感じてしまうのも事実だ。それが改善されると素晴らしいとも思うが、ひょっとすると、そもそもEVにそのようなものを求めること自体が間違っているのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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