(中国)短期金利の上昇続く、人民銀はきょうの定例オペで資金供給拡大も

2013年10月31日 09:43

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記事提供元:フィスコ


*09:43JST (中国)短期金利の上昇続く、人民銀はきょうの定例オペで資金供給拡大も
中国人民銀行(中央銀行)はきょう31日に行う定例オペ(毎週火・木曜)で、資金供給の規模を拡大させる可能性がある。前回29日には2週間ぶりにリバースレポ取引を再開し、市場に130億元(約2080億円)を供給した。しかしながら、30日の短期金利は、翌日物の上海銀行間取引金利(SHIBOR)が5%台に乗せるなど上昇傾向が続いている。

一方で、人民銀が今後、金融政策をやや引き締め方向に傾けていくとの見方も根強い。国内の景気回復や米量的緩和縮小の先送りを背景に、ホットマネーの流入が加速していることが背景。29日の資金供給オペについても、落札金利が引き上げられたことから、市場の不安感を取り除くことが狙いで、金融緩和を意味するものではないとの見方も示されている。《NT》

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