東京為替:ドル・円は98円02銭付近、中国主要経済指標は材料視されず

2013年10月18日 11:29

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記事提供元:フィスコ


*11:29JST 東京為替:ドル・円は98円02銭付近、中国主要経済指標は材料視されず

ドル・円は98円02銭付近で推移。日本時間午前11時に発表された中国の国内総生産(GDP)は前年比+7.8%で市場予想と一致した。同時に発表された9月の鉱工業生産、小売売上高はほぼ予想通りとなったが、ドル・円の取引では材料視されていないようだ。市場参加者の間では、中国経済の順調な成長を示唆する数字との見方が多いようだが、外為市場では織り込み済みとなっていたようだ。

ただし、日経平均株価が再びマイナス圏に転じていることから、リスク選好的なドル買いは抑制されている。顧客筋、個人勢のドル買いオーダーは97円80銭以下に残されており、ドル・円は下げ渋っているが、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は98円付近でもみあいを続ける可能性があるとみられている。

■今後のポイント

・本日発表された中国の主要経済指標は予想通りで影響なし
・97円80銭以下に顧客筋、個人勢のドル買いオーダー

11時28分時点でドル・円は98円02銭、ユーロ・円は133円95銭、ポンド・円は158円27銭、豪ドル・円は94円25銭付近で推移。上海総合指数は、2189.05(前日比+0.02%)で推移している。《KO》

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