松竹:今中間期の純利益2.9倍、映画「クロユリ団地」「終戦のエンペラー」のヒットや歌舞伎座の盛況が増益を牽引

2013年10月15日 18:09

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 松竹(東・札・福:9601)が15日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比2.9倍の29億円だった。若年層の強い支持を得た映画「クロユリ団地」とシニア層に支持された歴史大作映画「終戦のエンペラー」がヒットしたことに加え、歌舞伎座の柿葺落興行の盛況も増益に貢献し、大幅な増収増益となった。

 売上高は同19%増の463億円、営業利益は同2.8倍の55億円、経常利益は同3.8倍の46億円だった。なお、同社は11日の大引け後に今中間期と通期の業績予想を上方修正しており、15日の東京株式市場ではこれを好感した買いが集まった。終値は前週末比21円(2.16%)高の992円だった。【了】

■関連記事
松竹、キャンドゥ、ドトール日レス、鉄人化計画、サマンサタバサ、アデランス、大庄の他32社が決算発表を予定。=本日の主な予定
松竹:14年2月期の純利益を3.3倍に上方修正、歌舞伎座の柿葺落興行と映画の夏興行が予想を上回る
松竹:今第1四半期の純利益11億4800万円で黒字転換、歌舞伎座の柿葺落興行が成功、通期予想を上方修正

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事