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【相場熟者が答える投資相談】楽天の今後の見通しと対処方法
■楽天を900円で300株持っています。高値からの下げが大きいが、対処をお願いします(鹿児島県・J)
【問い】 楽天 <4755> (JQS)を900円で300株持っています。だいぶ高値から下げましたが、今後の見通しと対処方法について、よろしくお願いします。
■当面は好材料出尽くし、次は『ゴールデンイーグルス』の日本シリーズ優勝待ち
【答え】 10月11日(金)は、15円安の1138円と9営業日続落、23円安の1130円と売られています。
9月18日に国内外の機関投資家や証券会社のアナリスト向け説明会を開催。中長期の成長性や事業の方向性などを評価され、9月26日に年初来の高値1510円(実質上場来の高値)と買われましたが、東北楽天ゴールデンイーグルスの創設9年目で初優勝も好材料出尽くしで利益確定売り先行。
ヤフーが、7日にネット販売事業の見直しを発表。通販サイトなどの手数料を無料にして広告収入を増やす戦略を打ち出したことから、通信販売業界の競争激化に対する警戒感から売りが加速し、8日安値1084円と下げた後、もみ合いとなっています。
足元の業績、今12月期第2四半期は、楽天市場や楽天トラベルなどを含むネットサービス事業が楽天証券や楽天カードなどインターネット金融事業が伸長、インターネットサービス事業は先行投資を継続したものの、売上高は2408億8000万円(前期比32.9%増)、営業利益は475億7600万円(同26.0%増)、経常利益は463億4700万円(同25.4%増)、純利益は257億9300万円(同18.6%増)と着地と好調です。
株価は、9月26日につけた年初来の高値1510円(実質上場来の高値)から10月8日安値1084円と調整。6月7日安値1087円水準まで下落し、往って来いとなりましたので、目先は下値圏でもみ合うと予想されます。ただ、昨年11月安値641円から2.4倍と買われた後の月足大陰線になる可能性があり、大天井形成との感が強まると思われますので、26週移動平均線を目安に戻る場面があれば、売って様子を見るのが無難でしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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