NY金先物週間見通し:上値は重いままか、米財政協議進展への期待で

2013年10月12日 22:34

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記事提供元:フィスコ


*22:34JST NY金先物週間見通し:上値は重いままか、米財政協議進展への期待で

■NY金先物
安値:1,259.60ドル
高値:1,330.80ドル
終値:1,268.20ドル
前週末比(騰落率):-3.18%

■下落、米債務上限引き上げへの期待などで

金先物は下落。米国の債務上限引き上げへの期待が高まっていること、米長期金利の上昇、ドル相場の下げ渋りなどが意識されたようだ。米国債の債務不履行は回避されるとの見方が強まり、安全資産である金の上値はやや重くなった。


■上値は重いままか、米財政協議進展への期待で

想定レンジ:1,220.00~1,300.00ドル

金先物は横ばいか。米国の債務上限引き上げが実現された場合、安全資産である金先物の上値は重くなる可能性がある。ただし、11月の祭礼シーズンを控えて、インドの金輸入量が増加していること、米国の量的緩和策の縮小時期は来年以降に先送りされるとの見方があり、これらは金先物相場の下支え要因となる。《TN》

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