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【編集長の視点】シノケングループは続落も12月通期業績の上方修正、連続最高純益を見直し割安修正余地
<銘柄ウオッチ>
シノケングループ <8909> (JQS)は、26円安の1972円と続落し、25日移動平均線水準での三角保ち合いを続けている。9月6日に発表した今12月期通期業績の上方修正、連続最高純益の更新を見直す内需割安株買いと利益確定売りが交錯しているものだが、今年5月の今期第2四半期(2Q)業績の上方修正ではストップ高した急騰特性の再現期待も高め、保ち合い上放れ展開も想定される。
12月通期業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を7億5000万円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、20億円(前期比32%増)と期初の小幅減益予想が増益に変わり、前期の過去最高を大幅に連続更新する。2Q業績が、フロービジネスの不動産販売事業でアパート、マンションとも期初計画を上回る販売実績を上げて、5月の上方修正値を利益が、2億2200万円~1億2200万円上ぶれて着地しており、第3四半期以降も好調に推移、ストックビジネスの不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業なども、適切なコスト管理で順調に利益を積み上げているとして上方修正した。
株価は、三角保ち合いの最終局面と煮詰まりを示している。2Q累計業績の上方修正に反応してストップ高で窓を開けてつけた年初来高値2535円と、8月高値2319円とを結ぶ上値抵抗線と、全般相場・新興市場急落の影響でつけた6月の1218円安値と8月安値1730円を結ぶ下値支持線が25日線水準の2000円台で交錯、上値抵抗線からの上放れ目前の様相を濃くしている。PER8倍台の割安修正で年初来高値直行の急騰特性発揮も期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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