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【じっくり投資コーナー】日本駐車場開発は「スキー」事業展開に評価の芽、業績も堅調
日本駐車場開発 <2353> は、底打ちから戻りに転じている。同社の連結子会社である日本スキー場開発株式会社が、株式会社エヴァーグリーン・アウトドアーセンターの株式を取得し、子会社化することを決定したことが買い手がかり。エヴァーグリーンは、ウインターシーズンでは、八方尾根スキー場で主に英語によるスキー・スノーボードスクールを展開。グリーンシーズンでは、主に白馬エリア周辺の湖などでラフティングなどのアウトドアスポーツのサービスを提供している。特に海外の富裕層の顧客から支持を得ていることが注目されている。
足元の業績、海外駐車場事業はタイや中国において2ケタ成長を見込むほか、スキー場事業も2ケタ成長が見込まれ、今7月期売上高は150億円(前年同期比11.6%増)、営業利益は24億円(同18.7%増)、経常利益は24億5000万円(同9.6%増)、純利益は15億円(同8.8%増)を計画。年間配当は期末一括2円50銭を予定している。
株価は、5月20日につけた年初来の高値9820円から6月7日安値6320円まで調整。8月30日安値6950円と売り直されて7000円割れで下値を固め上昇基調を強めつつある。東京オリンピック開催決定を機に海外からの観光客が増えると予想されており、グリーンシーズンに対応したアウトドアスポーツのサービス提供が収益に寄与するとの期待感が高まる。連続営業2ケタ増益見通しで、配当利回りは3.2%とソコソコあり、押し目買い優位に高値奪回を視野に入れよう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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