【銘柄フラッシュ】イマジカ・ロボットが急伸し新上場のN・フィールドは公開価格の2倍

2013年8月29日 16:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  29日後場は、シリア情勢の緊迫感が昨日よりは鎮静化したものの、自動車株をみるとトヨタ自動車 <7203> の0.7%高に対してホンダ <7267> は0.8%安。電機・精密株もソニー <6758> は0.1%高だがキヤノン <7751> は0.3%安。不安感が拭えない印象。このためか、原油高を材料に国際石油開発帝石 <1605> が5.2%高、川崎汽船 <9107> が3.8%高など資源関連株が高い。サイバー攻撃対策がいわれてソースネクスト <4344> は15.1%ストップ高。

  本日新規上場の訪問介護の大手N・フィールド <6077> (東マ)は13時33分に3100円で売買が成立し、公開価格1500円の2.1倍で初値を形成。その後3800円まで上げて終値も3800円。絶好調のスタートとなった。「訪問看護ステーション デューン」を全国展開し、高齢者や精神疾患を持つ人々をサポート。今期の予想1株利益は157円42銭とし、公開価格でのPERは9.5倍。割安感。

  キーウェアソリューションズ <3799> (東2)は「iPhone」(アイフォーン)新製品との関連が噂され5日続けてストップ高の16.3%高。エスプール <2471> (東マ)は放射能除染の請負いなど材料に3日連続ストップ高の15.2%高。映像製作などのイマジカ・ロボット ホールディングス <6879> (東2)は藤圭子さん関連の特需期待が再燃し18.8%ストップ高の高値更新。

  東証1部の値上がり率1位はジャパンベストレスキューシステムス <2453> の18.4%高となり水道栓修理など内需消費株で9月末の株式分割も期待とされて前場の2位11.4%高から一段高となり高値更新、2位には自部品のアルファ <3434> が入り日産自動車 <7201> の「軽」事業拡大期待があるようで15.4%ストップ高、3位はシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> の15.3%高となりコンビ二の猛暑効果などがいわれて連日の高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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