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やや伸び悩みの公算だが、素材、資源関連を再度注目してみたい
記事提供元:フィスコ
*22:21JST やや伸び悩みの公算だが、素材、資源関連を再度注目してみたい
12日のNYダウはやや伸び悩みか。9日の取引では、セクター別では、素材や不動産が上昇、電気通信サービスやテクノロジー・ハード・機器が下落した。米量的緩和策縮小の時期をめぐる不透明感を受け、これまでの相場をけん引してきた金融やハイテク、小売り関連株がさえない。この状況が一変する可能性は低いとみられており、12日の取引でも金融、ハイテクのセクターは全般的に弱含みとなる可能性がある。
ただし、やや強気になれる材料もある。中国の景気拡大が安定しつつある兆候を受け、素材・資源関連株が再評価されるとの見方が浮上している。資源関連全般がしっかりとなる可能性は低いが、キャタピラー(CAT)、ジョイ・グローバル(JOY)などの建設機器メーカーを再度注目してみたい。
なお、12日には7月の月次財政収支を除いて、米国経済指標の発表は予定されていない。《KK》
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