石油資源開発、新潟県で天然ガス産出テストに成功

2013年8月1日 19:16

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「片貝 SK-30D-1」産出テスト風景(写真:石油資源開発)

「片貝 SK-30D-1」産出テスト風景(写真:石油資源開発)[写真拡大]

  • 「片貝ガス田」位置図(画像:石油資源開発)

 石油資源開発は、新潟県小千谷市に位置する片貝ガス田において、2012年12月から探掘井「片貝 SK-30D-1号井」を掘削してきたが、今回産出テストを行った結果、日産量約20万立方メートル(m3)の天然ガスと約13キロリットル(kl)のコンデンセート(原油)の産出に成功したと、1日発表した。

 なお、同探掘井は、片貝ガス田の南部における天然ガスの拡がりを確認することを目的として掘削したものであり、今回の産出テストにおいて一定量のガスを確認したことで、同ガス田南部に新たな埋蔵量の追加が期待されるという。

 今後は、今回のテスト結果をもとに当該ガス田南部の拡がりなどについて更なる評価作業を行い、埋蔵量のより正確な把握に努めるとともに、生産開始に向けた準備を進める予定。

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