イエレン氏(初の女性FRB議長・ハト派)VSサマーズ氏(女性軽視・タカ派)

2013年7月26日 12:09

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記事提供元:フィスコ


*12:09JST イエレン氏(初の女性FRB議長・ハト派)VSサマーズ氏(女性軽視・タカ派)
2014年1月末に退任予定のバーナンキFRB議長の後任として、最有力候補は、イエレンFRB副議長(67歳)、対抗馬としてサマーズ元米国家経済会議(NEC)委員長・米財務長官(59歳)の名前が挙がっている。


ハト派のイエレンFRB副議長ならば、バーナンキ第14代FRB議長の量的緩和の遺産を出来るだけ長期間堅持することが予想されるため、ニューヨーク株式市場の上昇要因、ドルにとっては下落要因となる。

イエレンFRB副議長は、「米国の雇用を十分に引き上げるためは、米国連邦準備理事会(FRB)は2016初旬まで政策金利をゼロ%近辺に維持する必要がある」と述べている。


タカ派のサマーズ元米国家経済会議(NEC)委員長は、量的緩和政策に対して否定的な見解を示している。

また、財務長官退任後、ハーバード大学学長を務めていたサマーズ氏は2005年に、「女性が統計的に数学と科学の最高レベルでの研究に対して、より少ない適性を持つかも知れない」と発言し学長を辞任している。《MY》

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