東京・大手町で最も高い超高層ビル「大手町タワー」、商業ゾーンは10月に開業

2013年7月24日 13:05

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大手町タワー外観イメージ(画像:東京建物)

大手町タワー外観イメージ(画像:東京建物)[写真拡大]

  • 「OOTEMORI」Ⅱ期開業時イメージ(画像:東京建物)
  • 位置図(画像:東京建物)

 東京建物および大成建設は23日、東京都千代田区大手町一丁目において有限会社東京プライムステージが開発を推進している「(仮称)大手町1-6 計画」について、今年8月30日(予定)に一次竣工ならびに供用開始すると発表した。また、施設名称を「大手町タワー」に、商業ゾーン名称を「OOTEMORI(オーテモリ)」にそれぞれ決定した。なお、商業ゾーン「OOTEMORI」は、Ⅰ期オープンとして合計25店舗が出店し、今年10月2日に開業する。

 大手町タワーは、2007年8月に都市計画決定を受け、日本経済の中心である大手町に今年8月30日(予定)に誕生する大規模再開発プロジェクト。建物は地上38階(塔屋3階)高さ約200mと大手町地区におけるオフィスビルでは最高の高さとなる。施設用途はオフィス、ホテルのほか、地下の商業ゾーン「OOTEMORI」から構成される。

 商業ゾーン「OOTEMORI」は、施設内に東京メトロ東西線と丸ノ内線の連絡通路を有するなど、地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅地下ネットワークの中心に位置する利便性の高い立地環境に加え、高さ15mの吹抜け空間を通じて地上の「大手町の森」からの自然光が差し込む、地下とは思えない森の中にあるような安らぎを感じることができる施設環境を整備する。

 「OOTEMORI」は、今年10月2日にⅠ期グランドオープン、2014年春にⅡ期オープンを予定しており、大手町で働く女性をメインターゲットに、大手町エリアには数少ない「女性が使いやすい、入りやすい」店舗を中心にラインナップされている。Ⅰ期には飲食・食物販・サービスを中心に25店舗がオープンし、Ⅱ期ではファッション雑貨、コスメ、カフェなど5店舗がオープンする予定。

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