(中国)鉄道の資金不足が大幅緩和、総額2兆4450億円の鉄道債発行が承認される

2013年7月24日 11:16

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:16JST (中国)鉄道の資金不足が大幅緩和、総額2兆4450億円の鉄道債発行が承認される
鉄道整備をめぐる資金不足が大幅に緩和される見通しだ。国内メディアはきょう24日、中国国家発展改革委員会(発改委)が総額1500億元(約2兆4450億円)に上る鉄道債の発行を承認したと報じた。第1期となる200億元の入札はきのう23日に実施された。

今年の鉄道投資目標は6500億元に設定されたが、資金不足のため、上期の進ちょく率は35.96%にとどまった。鉄道債の発行は全額を賄えないものの、目先では73本の鉄道整備資金が確保されると指摘された。また、鉄道投融資システムの改革案が今年9月末までに国務院(日本の内閣に相当)に提出される予定で、年末まで発表されれば、民間資本の参入が加速するため、資金不足が大幅に緩和されると期待されている。《ZN》

関連記事