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地球温暖化で北極海航路の通行増大、将来は北海道が国際ハブ港にも
記事提供元:フィスコ
*09:00JST 地球温暖化で北極海航路の通行増大、将来は北海道が国際ハブ港にも
ロシア北極海航路(NSR)の通行船舶数が増加の一途を辿っている。
NSR管理当局が与えた通行許可証の件数は19日時点で204隻となり、2011年の4隻、12年の46隻から飛躍的に拡大した。地球温暖化で北極圏の氷河溶解が進んでいることが要因のひとつで、アジアと欧州をつなぐ新たな航路開拓への期待がにわかに高まっている。
オランダのロッテルダムから神戸までの航路日数は、現在のスエズ運河を通過する南方ルートで33日かかるが、NSRを利用すれば23日間に短縮される。
NSRの商用化にはまだ数年の期間を要するとされているが、将来的には北海道が国際的なハブ港に生まれ変わる可能性も高い。
ロシアは歴史上、不凍港を求めて南下政策を遂行していたが、これは完全に過去の遺物になるかもしれない。《RS》
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