【引け後のリリース】エーザイが土壌改良ミネラル剤などの事業をローソンに譲渡

2013年7月19日 22:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ローソンファームなどと「中嶋農法」を展開

  製薬大手エーザイ <4523> は19日の大引け後、連結子会社エーザイ生科研(熊本県)の同社保有全株式(発行済株式総数の70%)をローソン <2651> に譲渡すると発表した。譲渡予定日は8月30日。エーザイ生科研の2013年3月期の売上高は14億7600万円、純資産は20億700万円。発表では、譲渡価格は明示していない。

  発表によると、エーザイ生科研は、昭和42年に中嶋止氏が設立した株式会社生科研を母体とし、土壌用肥料等の製造・販売、土壌・作物分析、土壌改良剤・ミネラル剤・作物栄養剤の研究開発などを行ない、一貫して美味しく安全な野菜・果物づくりを追求してきた。このたび、ローソンファームを設立し農業事業に参入しているローソンによる中嶋農法ブランドの強化、認知度向上など、エーザイ生科研の持続的成長と更なる発展につながると考えた。

  エーザイの株価終値は4285円(75円安)。6月中旬の3600円を安値にジリ高基調を続けており、本日一時4400円まで上げて5月23日以来の水準を回復した。

  ローソンの株価終値は8050円(50円高)。6月上旬の6750円を安値に回復基調を続け、7月9日に8140円の年初来高値をつけた。信用売り残に逆日歩が発生。買い戻しが増加しやすい地合いとなっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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