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「FRB次期議長候補であるイエレン女史の議長就任に暗雲が」
記事提供元:フィスコ
*18:31JST 「FRB次期議長候補であるイエレン女史の議長就任に暗雲が」
ここに来て、イエレンFRB副議長の来年2月からの議長就任に暗雲が立ち込め始めたよ
うだ。もともと同女史は、FRBにあってハト派的な存在であり、失業率ターゲットに
ついても、そのハト派的なスタンスは明確であった。
故に、つい最近、バーナンキFRB議長が打ち出しはじめた「量的緩和出口策」につい
ても、イエレン女史が議長に就任する来年2月頃には、その出口論も色あせるのでは
ないか?との見方がマーケットにはあったようだ。
しかし、JPモルガンのエコノミストが指摘したところによるとFRBの金融政策と
しては、出口論が規定路線としてなるだろうとのことであった。
仮にそうなった場合、イエレン女史の議長就任さえも、危ぶまれてしまうかも知れな
い。なぜなら、イエレン女史はその昔、グリーンスパン議長(当時)の要請さえ突っ
ぱねる、強い意志を持ち合わせているヒトだからだ。
ハト派が貫けない議長就任を拒むのは、むしろ必然かもしれない。《FA》
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