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デジタル・ストレスを考える
世間一般に広く受け入れられている見解ではマルチタスクをするとより効率的にものごとができるといわれていますが、研究では、人にはふたつ以上のことを同時に効率よく行う能力はないと示されています。
ここで、どんなにがんばってタイムマネジメントをしてもインターネットによって台無しになっている可能性を示す研究結果をいくつかご紹介します。
・メディアの消費時間は過去50年間で1日当たり5時間から12時間と2倍以上に増えている。
・平均的なパソコンユーザーは、さまざまなコンテンツ間を1時間に付き36回移りながら1日当たり40のウェブサイトを閲覧している。
・大人の61%がネット中毒であることを認めている。
・インターネットのし過ぎで、灰白質の委縮が引き起こされ、記憶、目標設定、意思決定に影響を及ぼす可能性がある。
マルチタスクをする習慣はなかなか変えられないかもしれませんが、頻度を軽減するためにできることがあります。
1.意図的に仕事に集中する。
2.似たような仕事をひとまとめにする。
3.絶えず注意を移動させていたら、一時中断するようにする。
ネットをしている間にちょっと時間があったら、ストレスを誘発するマルチタスクが脳に与えている影響に関するインフォグラフィックをご覧ください。
上記のリンクおよび情報提供はMuhammad Salee氏 (http://muhammadsaleem.com)によるものです。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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