マクドナルド、5月の既存店売上高は0.5%増 14か月ぶりプラス

2013年6月10日 21:14

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 日本マクドナルドホールディングスが10日に発表した月次セールスレポートによると、5月の既存店売上高は前年同月比0.5%増となり、昨年3月以来14か月ぶりに前年実績を上回る結果となった。客数は同3.1%減だったが、客単価が同3.7%増となり、売り上げ増につながった。

 日本マクドナルドは、5月7日より全国の店舗で一部商品の価格改定を実施。100円から200円の価格帯の商品を充実する「Value Picks(バリューピックス)」を導入し、「ハンバーガー」は100円から120円に、「チーズバーガー」は120円から150円にそれぞれ20円、30円値上げしたことや、新商品「マックダブル」(190円)を投入したことなどが客単価増に貢献した。

 また、人気定番メニューである「チキンタツタ」や柚子の風味が香る和風テイストに仕上げた「チキンタツタ和風おろし」の販売、Lセット購入の顧客に「ポテトホルダー」を期間限定でプレゼントするキャンペーンの実施も売上増に貢献した。

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