【狙い場・買い場】第一建設はJR東日本関連、PBR0.5倍で出遅れ感強い

2013年5月1日 09:00

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  第一建設工業 <1799> (JQS)は、JR東日本関連として決算発表に対する期待感から注目したい。東鉄工業 <1835> や日本電設工業 <1950> とともに、第一建設工業も年初来の高値更新と上値を伸ばしている。東鉄工はPBR1.46倍、日電設は同0.72倍、第一建設工業は同0.53倍と、出遅れ感がある。

  足元の業績、前13年3月期売上高は426億円(前の期比0.3%減)、営業利益は36億7000万円(同9.3%減)、経常利益は38億3000万円(同4.8%減)、純利益は23億1000万円(同1.6%減)も予想しているが、JR東が耐震工事など設備投資の増加を計画し、日本電設工業が14年3月期連続最高益更新を見込んでいることから、5月10日に予定される第一建設工業の13年3月期決算の発表に対する期待感は高まる方向へ。

  株価は、13週移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続。07年7月高値1210円前後までフシはなく、不動産活用事業を展開していることが見直されるほか、バリュエーション的に割安感があり見直し余地はある。決算発表を機に騰勢を強めると期待されることから、待ち伏せ買い妙味があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地(2009/04/25)
【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画(2009/04/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事