午後の生産性を向上させる3つの過ごし方

2013年4月9日 22:19

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 午後になると仕事に対する集中力が落ちると感じることがありませんか。そういう人は1日中仕事に全力を注ごうとしているにも関わらず、時間がたつにつれてそれが困難になるはずです。

 午後になると気力が低下してしまう――この午後ボケを改善するためにはどうすればいいのでしょうか。時間がたっても生産的に働き続けるにはコツが要ります。ここではそれを3つご紹介しましょう。

■おやつを食べる

 12時に昼食を食べると、15時には働くペースが落ちてきたと感じ始めるはずです。そんなときにはカロリーメイトやバナナを1本食べるとかヨーグルトを1カップ食べると、脂肪やカロリーを摂りすぎることなくエネルギーが長持ちします。

■パワーブレイクを取る

 パワーナップを知っていますか。心身の回復をはかるために10分から数10分の仮眠をとることです。この概念を休憩にも応用しましょう。

 10分ほど外を元気よく散歩してくるとか、軽食を買いにデリにひとっ走り行ってくるとか、車を違う場所に駐車し直してくるとか、またはちょっとした変化をもたらしてくれる何か他のことをするのもいいでしょう。

 ほんの数分間机から離れて仕事モードから意識を切り替えると、戻ってきたときにはエネルギーが充電されて生産的に残りの1日に取り組む体勢ができているはずです。

■目先を変える:

 時間がたつにしたがって集中しにくくなってきたら、数分間“片づけ”をしてみましょう。たまっていたファイリングを整理したり、読まなければならなかったビジネス誌にざっと目を通すために休憩をとったりしてみましょう。

 ここで述べている基本的なことは比較的簡単なことです。疲れがたまってきたと感じたら、苦労しながら仕事を続けるより、数分間休んでエネルギーを充電するほうがより効果的で生産的だということです。

 1番よく集中できると感じる時間を十分活かせるようにスケジュールを組み立てると同時に、あまり集中できない時間に些末な仕事を取っておくようにすると、最終的にその日の生産性は高くなるはずです。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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