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【狙い場・買い場】サイボーは商業施設運営など不動産関連の有望銘柄
サイボー <3123> (東2)は、不動産関連銘柄として注目したい。引き続き、日銀が市場予想を上回る追加金融緩和策を打ち出したことを好感し、全市場で値上り率上位に不動産株が入ったほか、片倉工業 <3001> が、年初来の高値を大きく更新と、他業種で不動産事業を営む繊維ポストの銘柄が物色されており、サイボーも商業施設の賃貸などを運営しており、見直し買いが入ると予想する。
同社は、繊維事業、不動産活用事業(商業施設・不動産賃貸、ビルメンテナンス、ゴルフ練習場運営)、その他の事業(ギフト事業、緑化事業)を運営しているが、直近13年3月期第3四半期の営業利益は9億5000万円(前年同期比16.8%減)と減益着地だが、その内、商業施設・不動産賃貸事業が8億0500万円(同6.4%減)と約85%を占め、イオンモール川口、イオンモール川口前川等のイオンモールへ一括賃貸をはじめとした不動産活用していることが、見直される可能性が高い。また、今年3月に同社の連結子会社が運営する自動車教習所の事業廃止で、減損処理を行う予定だが、跡地での不動産活用など転用が期待される状況となっている。
株価は、週足では13週移動平均線をサポートラインに上昇。月足でも9カ月移動平均線が24カ月移動平均線上抜き、上昇基調を堅持にしている。PBR0.76倍と割り負け、不動産関連物色の流れに乗と予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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