ファミリーマートがフィリピンに初出店、4月7日に1号店をオープン

2013年4月5日 21:01

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 ファミリーマートは5日、4月7日にフィリピン1号店となる「ファミリーマートGlorietta3(グロリエッタスリー)店」を開店すると発表した。同店の開店により、ファミリーマートが店舗を展開する国と地域は日本を含め9つとなる。

 今回ファミリーマートはフィリピンに進出するにあたり、フィリピン最大規模の財閥で金融・不動産・通信・電機・水処理など幅広い事業を手掛けるAyalaグループと、フィリピンを代表する小売グループであるRustanグループの共同出資によるSIAL CVS RETAILERS, INC.、およびファミリーマート、伊藤忠商事の3社でPhilippine FamilyMart CVS, Inc.を2012年11月に設立した。ファミリーマートは同社とエリアフランチャイズ契約を締結のもと、事業を推進していく。

 「ファミリーマートGlorietta3店」はマニラ首都圏のマカティ市に開店する。フィリピンを代表する大型ショッピングモールGloriettaの一角に位置し、日用品、加工食品、菓子、飲料などはもちろん、弁当、サンドイッチ、デザートなどのオリジナル中食商品や、ファストフーズ(フライドチキン・ホットドック・中華まんじゅう・シャーベット等)も含め、およそ1,400種類の商品を品揃えする。また、同店は店内に飲食スペースを設けることで、顧客がくつろいで利用できる空間を目指す。

 フィリピンはおよそ9,500万人と世界12位の人口を誇り、平均年齢も約23歳と若く、今後も成長が見込まれている。ファミリーマートは、まずその首都であり最大都市であるマニラ首都圏を中心に店舗展開を開始する。

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