パナソニック、携帯電話端末事業に集中特化した新会社を設立

2013年4月1日 16:24

印刷

 パナソニックは1日、携帯電話の端末・基地局事業を担当する「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(以下旧PMC)」を4月1日付で分割・再編し、端末事業に集中特化する新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(以下新PMC)」を設立したと発表した。

 具体的には、旧PMCから携帯電話端末事業と基地局事業を分割し、端末事業に集中特化する新PMCを新設分割により発足させ、変化に迅速に対応できる専門体制として事業の維持・拡大を図る。

 また、基地局事業は、ソリューション事業のグローバル拡大を目指す新会社「パナソニック システムネットワークス株式会社(以下新PSN、3月1日発足)」に吸収分割により承継させ、開発力の向上と経営体質の強化を図る。なお、携帯電話端末事業と基地局事業の分割実施後の旧PMCはパナソニック株式会社に吸収合併する。

 新PMCは端末事業の拡大成長を目指すとともに、4月1日付で発足したパナソニック株式会社「AVCネットワークス社」の傘下企業として、新PSNとともにグループ全体のシナジー効果創出に貢献していく。

関連記事