ソニー、オフィスビル「ソニーシティ大崎」を1111億円で売却

2013年2月28日 18:09

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 ソニーは28日、同社所有のオフィスビル「ソニーシティ大崎」(東京都品川区大崎)の敷地・建物を、日本ビルファンド投資法人及び国内機関投資家1社に売却したと発表した。なお、別途締結された賃貸借契約に基づき、ソニー及び同社グループ企業は今後5年間、引き続き同ビルを使用する予定。

 同オフィスビルの譲渡価額は総額1,111億円で、ソニーはこの金額から譲渡関連費用等を控除した1,100億円の現金を本日受領した。また、2012年度第4四半期には、同譲渡にともなう約410億円の譲渡益を営業利益として計上する見込み。

 なお、ソニーは、2013年2月7日の2012年度通期の連結業績見通し発表時点において、事業ポートフォリオの再編や資産の見直しの一環として資産売却などを計画している旨を公表しており、今回の譲渡はその一環として行われたもの。同譲渡とそれにともなう利益計上の可能性は連結業績見通し発表時点において想定されていたが、連結業績見通しについては今回の譲渡及びその他の要因の影響も含めて現在精査中だという。

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