2月15日、小惑星「2012 DA14」が地球に最接近

2013年2月3日 13:42

印刷

記事提供元:スラド

danceman 曰く、 2月15日(UTC)、直径約45メートルの小惑星「2012 DA14」が地球に最接近する。最接近時の地球からの距離は27,700キロメートルで、静止軌道の内側を通過することになる。この大きさの物体がここまで地球に接近するのは1990年代に観測を開始して以来、初めてだという(NASAのニュース記事本家/.)。

2012 DA14の最接近時刻は19:24 UTC(16日 4:24 JST)。最も観測に適しているのはインドネシアで、1分間に1度ぐらいの速度で星空を移動するそうだ。東欧やアジア、オーストラリアなども好条件での観測が期待できる。明るさは7.5等級程度のため肉眼では見えないが、双眼鏡や小型の望遠鏡を使用すれば十分に観測できるという。なお、最接近から数分後に2012 DA14は地球の影に入り、食が十数分間続くとのことだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 宇宙

 関連ストーリー:
2013年2月に地球へ小惑星「2012 DA14」が衝突する可能性はゼロ 2012年03月07日
28 日未明に地球は小惑星とニアミスしていた 2012年01月30日
6月27日、小惑星2011 MDが地球に最接近 2011年06月26日
直径数十メートルの小惑星が地球に接近していた 2009年03月07日
地球に超大接近していた小惑星 2004年08月25日
小惑星が地球のすぐ近くを通過 2004年03月19日
小惑星最接近記録更新 2003年10月03日
後から分かった小惑星のニアミス 2002年03月21日
地球に大接近する小惑星、見つかったのは2週間前 2002年01月07日
小惑星が地球に衝突する確率は5000分の1に「減少」 2001年11月09日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事