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新日鉄住金、室蘭製鉄所の新設自家発電設備をフル稼働
室蘭製鉄所の新設自家発電設備(写真:新日鉄住金)[写真拡大]
新日鉄住金は28日、電力需給逼迫が懸念される北海道電力管内への電力供給を拡大すべく、建設中の室蘭製鉄所の新設自家発電設備の試運転を約1.5ヶ月前倒しし、1月7日に定格出力(125,000kW)に達したと発表した。
室蘭製鉄所では、既設自家発電設備(出力25,000kW×3基)の拡大更新として高効率の発電設備(出力125,000kW)を導入し、今年4月の営業運転を予定している。
北海道内では今冬の電力不足が懸念されているが、室蘭製鉄所では、節電対策や既設発電設備(自家発電設備、卸電力発電設備)の最大活用に加え、新設の自家発電設備の試運転開始時期の前倒し、出力の拡大など試運転内容の見直しにより、試運転時に発生する電力を最大限活用して北海道電力への電力供給を拡大している。
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