日清食品HD、東京都八王子市に新研究所を建設 63億円を投資

2013年1月28日 17:25

印刷

完成予想図(画像:日清食品ホールディングス)

完成予想図(画像:日清食品ホールディングス)[写真拡大]

 日清食品ホールディングスは28日、グループの中長期的な成長を見据えて、東京都八王子市の自社所有地に新研究所を建設すると発表した。2013年11月に完成する予定。投資額は約63億円。

 今回、同社グループは研究開発機能を一層強化すべく、現在の食品総合研究所、食品安全研究所(滋賀県草津市)の約2倍にあたる規模を持った新研究所を東京都八王子市に建設する。これにより、国内外における事業展開の迅速化、高度化を図るとともにコスト低減へ向けての取り組みも行っていく。また、全国各地に分散している国内事業会社の研究所や開発部門を新研究所に集約し、商品開発の効率化を図る。

 なお、革新的な技術やアイデアを生み出すべく、新研究所の外観は“創業の原点であるインスタントラーメン”を象徴する「麺と切刃」をイメージしたデザインとした。

関連記事