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【話題株】ソフトバンクは上値圧迫後退の可能性!イー・アクセス株「検討中」で
■周波数帯の「過剰保有」問題が動き出す
ソフトバンク <9984> は12日午前、携帯端末事業イー・モバイルを展開するイー・アクセス(ソフトバンクとの株式交換により2012年12月26日で上場取りやめ)の株式売却の観測が大手紙や通信社報道で伝えられたことに対し、「当社が発表したものではなく、同社株式の保有形態については引き続き検討中」とのIR適時開示を発表した。
ソフトバンクは、13年1月1日付けでイー・アクセスを完全子会社化。今朝は、議決権のあるイー・アクセス株の約67%を国内外の11社に売却する方向で調整している、といった報道が複数で伝えられ、注目された。報道を総合すると、この子会社化により、グループで保有する携帯電話の周波数帯が増え、当局・総務省の配分方針を上回る状態になったため、「議決権ベースの出資比率を下げる方針を決めていた」(共同通信)。「総務省の電波割り当て指針に基づきイー・アクセスの独立性を維持する狙いもある」(日本経済新聞)。
ソフトバンクの株価は11日の終値が3030円(20円安)。昨年11月以降の全体相場の上げに今ひとつ乗り切れない印象で、この2ヵ月間、前半は上げたものの、後半は横ばい。11月下旬の3215円、1月4日の3195円を上値に一進一退となっている。しかし、手控えられた要因の中には、周波数帯の「過剰保有」による監督当局との関係があった可能性があり、株価は上値を追いやすくなる可能性が開けたといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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