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【注目の決算銘柄】資格講座のTACはコスト削減進み減益率が大幅縮小
■株価は9月から底堅い動き
会計・法律などの資格講座などで知られるTAC <4319> は31日の午後、2013年3月期の第2四半期決算(4~9月・連結)を発表。売上高は前年同期比6.9%減の115.4億円となったものの、コスト削減策を継続した結果、営業利益は19.1%減の5.0億円となり、前年同期の約42%減からは大幅に減少率を圧縮することができた。売上原価は同6.0%減少し、販売費および一般管理費は同6.9%減少。
個人教育事業はコスト削減効果が現れはじめ微減益にとどまり、法人研修事業は大学内セミナーが好調。出版事業では、刊行点数の増加に加え、紀伊國屋書店とのタイアップなどにより、顧客・収益獲得基盤の拡充を進めた。人材事業では、今夏の公認会計士受験生向け就職説明会に、大手監査法人がそろって参加したほか、大手銀行も公認会計士合格者の採用に動くなどの明るさが見え、増収増益となった。
今3月期の業績予想は、11月中旬発表の公認会計士試験の合格者数、12月の税理士試験の合格発表後の講座申込み状況を見極める必要があるため、現状では修正を行なわず、従来通り、売上高を前期比2.8%減の219.5億円、営業利益は1.8億円の赤字、純利益は6.6億円の赤字とした。
株価は9月以降、130円前後で下値固めの動きとなり、10月中旬からはジリ高基調となっている。本日の終値は136円(1円安)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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