アスクルとヤフー、新ネット通販サービス「LOHACO」を提供開始

　アスクルは、ヤフー（Yahoo! JAPAN）の協力のもと年内の本格稼働を目指してきた一般消費者向け（BtoC）インターネット通販サービスの名称を「LOHACO（ロハコ）」に決定し、10月15日よりサービスの提供を開始した。

　「LOHACO」は、日用品などの生活必需品を中心に、いつでも低価格でスピーディに欲しいときに購入できるショップとしてスタートする。同コンセプトを受け、LOHACOは、“スマホ・ファースト”をスローガンに、簡単で便利に使える機能で急速に普及が進むスマートフォン向けアプリからサービスを開始する。10月15日にスマホ向けAndroid版アプリの提供を開始し、11月初旬にiOS版アプリの提供を開始する予定。

　その後、買い物のしやすさやサービスメニューとのスムーズな連携など、顧客に安心して利用してもらうための検証を進め、来月11月下旬のPC版サービスの開始をもってフルオープンする。

　「LOHACO」では、日用品から文具、マスク、おむつなど、くらしの良品約7万アイテムを販売する。また、人気のアスクルプライベートブランド（PB）商品も取り扱う。さらに、1回の注文金額が合計1,900円以上（税込）の場合、時間帯指定配送が無料となる。当日・翌日のスピード配送が可能で、朝10時までに注文すれば当日18時～21時の間に配達される。購入金額に応じて「Yahoo!ポイント」（税抜商品価格100円で1ポイント）も付与される。

　アスクルとYahoo! JAPANは、今年4月27日にEコマース事業における業務・資本提携を締結し、両社の強みを相互補完しながら創出する新たなスマートコマース・サービスの実現に向け取り組んできた。今回のLOHACOのスタートは、両社がチャレンジするスマート・バリュー・チェーン構築の端緒であり、今後さらにサービスを進化しながら、Eコマースにおける圧倒的ナンバー1を目指していく。