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「大手町フィナンシャルシティ」が竣工、国際的な金融ビジネスの拠点に
都市再生機構を代表施行者、三菱地所を共同施行者として開発を行った、大手町連鎖型都市再生プロジェクト第2次事業である大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業「大手町フィナンシャルシティ」が、10月1日に竣工した。10月29日に竣工式を執り行う。
「大手町フィナンシャルシティ」は、JAビル、経団連会館、日経ビル解体後の跡地約14,100m2において進められ、事務所、店舗等で構成する複合施設。同地区は、都市再生機構により選定されたNTT都市開発、三菱地所、東京建物及びサンケイビルの4者が特定建築者として建設した「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」と、三菱地所が共同施行者として建設した「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」の2棟から構成される。
「ノースタワー」には、地権者として参画した日本政策金融公庫の本社機能が移転するほか、特定建築者等が事務所及び店舗の一部を賃貸スペースとして取得し、運営する。
「サウスタワー」には、地権者として参画した日本政策投資銀行が本社機能を移転し、三菱地所等が賃貸事務所及び賃貸店舗を運営するほか、大手町の国際金融機能の強化に向けた業務支援施設として、英語対応可能な聖路加国際病院の分院「聖路加メディローカス」、高度な金融ノウハウを習得するための人材育成拠点「東京金融ビレッジ」、高度なセキュリティや耐震性を備え、複数の通信事業者が利用可能なサーバー設置施設「IDC(インターネットデータセンター)」を整備する。
1階外構には、最新の環境情報の発信等を行う「エコミュージアム」を開設するほか、地下1階及び1階には飲食店舗を中心に大手町エリア就業者の日常生活を豊かにする27店舗が出店し、11月1日にグランドオープンする。
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