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丸千代山岡家2Q:積極的販促実らず、売上げ未達で黒字転換持ち越す
ラーメンを中心とした外食チェーンの丸千代山岡家<3399>(JQS)13年1月期上半期業績は、前年同期比増収となたものの損益面では、当初予想の黒字転換に及ばず損失を計上した。[写真拡大]
■下期、前期進出店を重点に「臨店指導・研修・メニューてこ入れ」を徹底
ラーメンを中心とした外食チェーンの丸千代山岡家 <3399> (JQS)13年1月期上半期業績は、前年同期比増収となたものの損益面では、当初予想の黒字転換に及ばず損失を計上した。
売上高4,329百万円(前年同期比6.5%増)、営業損失57百万円(同3百万円改善)、経常損失38百万円(同8百万円改善)、当期純損失81百万円(同25百万円改善)。
上期は、節約志向や中食との競合激化など外食産業の経営環境は厳しさが続くが、期間あるいは地域限定メニューや積極的販促活動を実施したが、期初計画で新規出店2店舗の予定が1店舗に止まり、閉店2店舗(期末現在135店舗)が先行、1店舗の減少したことで売上高が計画を下回った。
利益面では、各店舗でのロス管理徹底などの原価の抑制、ワークスケジュール管理による人件費のコントロールを継続実施し、コスト全体では当初計画内に収めたが、売上高減少に伴う売上総利益が減少し、営業損失57百万円となり、当初予想の営業利益9百万円に届かなかった。
また、店舗閉鎖損失・減損損失など特別損失75百万円を計上し当期純損失81百万円となった。通期業績については、現段階の判断として当初予想を据え置いた。
■新業態ラーメン店撤退!味が最優先路線で差別化~「ラーメンの山岡家」原点に回帰~
山岡正同社社長は、今後の重点策などについて、「とんかつ店・新業態ラーメン店から撤退し、本来の山岡家を取り戻すために、お客様目線の店づくりへ向けて、、ラーメンの山岡家の原点である『味が最優先(スープが命)』路線への回帰を図る。特に、臨店指導・研修・メニューテコ入れ等を徹底することで差別化する。前期進出した地域(北陸・関西・九州)では、地域の定番メニューの提供など、密着した運営を行うことで、店舗利益率向上・損益分岐点改善を急ぎ、財務体質の改善に取組み、再度、積極的な店舗拡大に取り組む。」
「先に提携した『コメダ』1号店を茨城県下に出店する。閉店した跡地を活用して出店するものであり、敷地面積750坪に店舗面積100坪・客席数104席の店舗規模を予定している。コメダとしても同県下初の出店なので大いに期待している。1号店の実績を見ながら、今後の出店計画を具体化する。」と話している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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