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富士通とレオパレス21、福島県で仮想型太陽光発電所の実証事業を開始
アパートの屋根に設置された太陽光パネル(写真:富士通)[写真拡大]
富士通とレオパレス21は6日、福島県においてICT技術を活用した仮想型太陽光発電所の実証検証を開始すると発表した。実証規模は、福島県全域で出力合計1メガワットの仮想発電所(レオパレス21 アパート60棟相当)となる。実証期間は2012年9月から2014年2月末まで。
レオパレス21が展開する賃貸事業スキーム(一括借上げ方式)を活用し、新たな屋根貸し太陽光発電事業モデルの構築および検証を行う。富士通は、点在する太陽光発電システムをICT技術の活用によって仮想的に束ね、大規模な仮想発電所を実現するための事業検討を行う。さらに、同事業で設置した太陽光発電システムの発電情報を可視化し、地域住民に情報公開することにより、太陽光発電普及活動の促進を後押しするポータルサイトの開発を実施する。
これは、2社が共同で申請した「ICT技術を活用した仮想型太陽光発電所の実証検証」が、一般社団法人太陽光発電協会の「平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」として採択されたことにより実施するもの。今回の実証検証の成果を足掛かりに、太陽光発電の普及を推進するとともに、事業を通じて福島県の復興に貢献できるよう努めていく。
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