ヤマト運輸、ネット通販商品の受け取り先としてコンビニ指定が可能に

2012年9月6日 17:53

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 ヤマト運輸は6日、ネット通販で購入時にその場で商品の受け取り先としてコンビニエンスストアを指定できる「宅急便受取場所選択サービス」の提供を、9月24日より開始すると発表した。

 ヤマト運輸ではこれまで、顧客が宅急便をスムーズに受け取れるように、配達前にeメールで配達予定日時を知らせたり、不在で受け取れなかった場合、コンビニエンスストアや同社の営業所などを受け取り先に変更したりできる「宅急便店頭受取りサービス」を提供してきた。そして今回、顧客がさらに便利にネット通販を利用できるように、ネット通販で商品を購入時に、受け取り先としてコンビニエンスストアを指定して24時間商品を受け取ることができる「宅急便受取場所選択サービス」を開始する。

 「宅急便受取場所選択サービス」では、顧客がネット通販で商品を注文した際、ネット通販事業者のサイトからヤマト運輸が提供する画面へ連携し、荷物を受け取るコンビニエンスストアを選択できる。コンビニエンスストアへの納品スピードは宅急便サービスレベルに準じる。コンビニエンスストアへの商品納品が完了した後、顧客にeメールで案内する。利用料金は無料。なお、同サービスを利用するにはヤマト運輸の入会費・年会費無料の個人会員制サービス「クロネコメンバーズ」の会員であることが条件。

 「宅急便受取場所選択サービス」が利用できるコンビニエンスストアは、セブン-イレブン、スリーエフ、ポプラグループ(ポプラ、生活彩家、スリーエイト、くらしハウス)、ココストア、セーブオン、リトルスター、デイリーヤマザキ、ニューデイズ。

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