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日産、2人乗り超小型電動車両を横浜地域の防犯パトロールに提供
2人乗り超小型電動車両「Nissan New Mobility Concept」(画像:日産自動車)[写真拡大]
日産自動車は31日、2人乗り超小型電動車両「Nissan New Mobility Concept」を神奈川防犯シーガル隊青パト隊に提供すると発表した。2人乗り超小型電動車両が警察本部認定の地域パトロールに採用されるのは日本初となり、横浜市内の青色防犯パトロール(青パト)用車両として活用される。
今回の取り組みは、神奈川県警察本部が認定している防犯ボランティア組織「神奈川防犯シーガル隊青パト隊」がNissan New Mobility Concept1台を活用し、横浜市栄区等における犯罪抑止、交通事故防止に役立てるべく青パトを行うもので、2012年7月31日から2013年3月末までを予定している。
軽自動車よりもコンパクトなNissan New Mobility Conceptは、車両感覚のつかみやすさと周囲の見通しの良さを活かし、パトロールでは特に道路幅が狭く見通しが悪い住宅地やスクールゾーンでの活躍が期待される。また、走行中にCO2を一切排出しないため環境に対して優しい車両であることも特長。
「Nissan New Mobility Concept」は、リチウムイオン電池を搭載した電動車両で、最高速度は時速80km。全長234cm、全幅119cm、全高145cm、車両重量490kgと軽量コンパクトで、乗車定員は2人。同車は、高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動・少人数乗車の使用実態に着目した、持続可能かつ効率的で使い勝手のよい移動手段を実現させるための全く新しいコンセプトの車両であり、昨年度から国土交通省の協力の下、走行実証実験を行っている。
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