IPv6がまだ普及しない理由は「IPv4アドレスが買える」から?

2012年7月20日 13:38

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 IPv6でのサービスをスタートさせるという「World IPv6 Launch」が6月6日に行われた。このイベント自体は大きなトラブルもなく、マーケティング・キャンペーンとしては成功を収めたと言える。しかし、ネットワークシステムなどの販売を行っているArbor Networksの調査によれば、IPv6化されたWebサイトは6月6日前後では最大0.2%になったものの、すぐに0.15%に戻ってしまった本家/.)。

 米国内のWebホスティング業界では、未使用のIPv4アドレスの供給が可能かどうかが取引上の重要になってきているという。Windows 8(や7、Vista)は、IPv4とIPv6の両方で接続可能な場合は、IPv6を優先する設計となっている。しかし、ほとんどのユーザーがIPv6に移行する明瞭な理由が無いこと、企業などが互換性確保や対応機器の更新を後回ししたいなどの理由で移行が進んでいない。これが、IPv4の闇市場での価格の高騰を招きIPv6への移行が阻害される理由となっているとしている(KNOWLEDGEZDNET本家/.過去記事NETWORK COMPUTING)。

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6月6日は「World IPv6 Launch」、日本からも70サイト以上が参加 2012年06月03日

 

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