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ワタミ、低価格業態の居酒屋「旨い屋」を新規出店 300円以下メニューが8割
「旨い屋」店内イメージパース(画像:ワタミ)[写真拡大]
ワタミの100%子会社であるワタミフードサービスは、7月19日に、低価格業態の居酒屋として、JAPANESE BARU「旨い屋」御茶ノ水駅前店(東京都千代田区)を新規出店した。
今回の新業態開発については、デフレ経済下における顧客の低価格志向に対応すること、また、2010年より出店している仰天酒場「和っしょい2」から、客層を20-30代の若者をターゲットにすることで、立地を明確化し、商品・内装をブラッシュアップし、低価格でありながら付加価値の高い商品を提供することを目的としているという。
JAPANESE BARU「旨い屋」では、メニューの価格帯は263円(税込)と305円(税込)で全体の8割、残りを515円(税込)とし、客単価を2000円と想定し、顧客にお値打ち感をしっかりと感じてもらえる価格設定にしている。メニューは居酒屋メニューを中心にフードアイテム数は60品とし、かつフード原価率を既存業態よりも高い設定としている。「安価だけでなく付加価値の高い商品を提供していきたいと考えている」と同社はコメントしている。
ワタミは、JAPANESE BARU「旨い屋」を、主力業態である「和民」(客単価2700円)や「わたみん家」(客単価2400円)に次ぐ第3の柱として、5年間で約100店舗規模の出店を目指していく。今期については、御茶ノ水駅前店を含めて2店舗の出店を予定している。
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