【指標割安の注目銘柄】第1四半期絶好調のMORESCO、指標割安顕著で上値有望

2012年7月11日 21:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  MORESCO <5018> は、11日(水)16時に2013年2月期・第1四半期(3~5月)の好決算を発表。通期見通しは据え置いたものの、業績に対する期待感が膨らみ、指標割安から見直されることになろう。

  第1四半期は、前年同期比19.4%増収、営業利益21.0%増益。エコカー補助金復活で主な需要先である自動車産業の工場稼働率が上昇し特殊潤滑油製品が増加。利益率の高いベアリング軸受用グリース基油、ハードディスク表面潤滑が好調だった。

  今2月期通期は、売上16.5%増の217億4000万円、営業利益17.3%増の14億円、1株利益102.1円の見通し。配当は年25円の予定。1958年当時、輸入品が主力だった潤滑油を国産化すべく設立された。今では高温用グリースのペース油やハードディスクの表面潤滑剤は世界のトップシエアを誇る。

  11日の終値は前日比4円高の869円。利回り2.87%、PER8.4倍と指標割安。今年2月の957円を抜いて、2011年2月につけた1168円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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