イオンモール、千葉県幕張にあらゆるエンタメ施設を備えた旗艦店を出店

2012年7月6日 14:33

印刷

外観イメージパース(画像:イオンモール)

外観イメージパース(画像:イオンモール)[写真拡大]

 イオンモールは5日、千葉県千葉市美浜区豊砂へ、広域対応型ショッピングモール「(仮称)イオンモール幕張新都心」の出店を決定したと発表した。同社としては、グループ本社が集結している千葉市において初の大型ショッピングモール出店となり、イオンの総力を結集した旗艦店となるモールを目指す。2013年度に開業予定。

 計画地は、千葉市美浜区と習志野市にまたがって計画されている「幕張新都心拡大地区」のうちの「豊砂地区」に位置している。JR京葉線「海浜幕張駅」から1kmにあり、近くには幕張メッセ、スタジアムや、目的性の高い商業施設等も集積しており、恵まれた道路状況とあわせ、広域から集客を見込める立地となっている。敷地面積は約19万2,000m2。駐車台数は約6,000台となる。

 「(仮称)イオンモール幕張新都心」は、プロジェクトの構想として大きく10の要素から構成される「夢中構想」を掲げ、様々な「夢中」が生まれ続けるショッピングモールとなることを目指す。

 具体的には、「プレミアムライフスタイルゾーン」として、カフェでの憩い、おしゃれな雑貨や緑にあふれる癒しの空間を提供。日常生活に少し豊かな潤いをもたらす、心地よい時間を楽しめる高感度ファッションとライフスタイルショップを集結させる。フード・レストランゾーンでは、世界中のおいしさから日本伝統の味わいまで、大人の味覚とこだわりを満たす五感で楽しむ上質な食の数々を集める。

 また、「体験型ホビーゾーン」として、書籍を中心にカメラや楽器などの体験教室を展開する。「次世代エンターテインメントゾーン」では、選りすぐりのエンターテインメントを発信するマルチシアターとシネマを設置するほか、情報発信機能も兼ね備えた次世代型のライブ空間を生み出す。

 さらに、「クールジャパン集結ゾーン」として、アニメ、ゲームなどのサブカルチャー、ファッション、そしてご当地グルメまでに至るまで、世界が共感する“クールジャパン”を詰め込んだゾーンを構成。「親子でエデュテインメントゾーン」では、親子で学べる職業体験ロールプレイテーマパークから、キッズを中心とした3世代ファミリーのためのアイテムを勢ぞろいさせる。

 また、日本最大級のショップとフィールドを集積した「スポーツゾーン」や、自転車のあるライフスタイルのすべてを提案する「サイクルゾーン」、美と健康を追求するナチュラルな癒しの空間として、本格的な温泉を核にエステなど多岐にわたる様々な温泉施設を集めた「スパ&ビューティーゾーン」、ホテルや病院、しつけやリハビリまで日本最大級の規模ですべてが揃う「ペットパークゾーン」など、数々のエンタメ施設を設ける計画。

関連記事