【狙い場・買い場】下値固め進む森下仁丹、増配、1株益も30円に接近で好仕込み場

2012年4月18日 17:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  森下仁丹 <45234> (東2)は、1円安の319円と小安い。現在は3月27日の年初来高値378円からの調整で、去る、4月16日の310円で底を打ちし下値を固めている。

  3月期決算の発表を待っている相場。昨年は5月12日に発表している。とくに、2012年3月期が9.9%増収、営業利益3.3倍、1株利益19.6円と好調見通しだけに次期(2013年3月期)に期待が強い。

  主力商品ビフィーナの伸長が続き、「ヘルスケア事業」が好調。「カプセル受託事業」も好調。とくに、シームレスカプセルの製造技術を応用した「根寄生雑草の防除」、「シロアリ駆除剤」、「カプセル化ビフィズス菌の経口摂取で透析患者の血中リン値の低下」、「バイオカプセルを用いたレアメタル回収」など利用範囲は広い。

  下値を固めているだけに次期の業績次第では大きく値を飛ばす可能性がある。四季報では次期予想1株利益を24.6円と予想。1株利益が「株価が大きく化ける可能性のあるとされる30円台」へ近づく。すでに、配当は2012年3月期に5円増配して年7.5円とする。

  配当年7.5円、1株利益30円接近、成長期待の商品内包などからみて310円台は割安。決算発表後に500円を目指した相場入りが予想され下値固めの水準は好仕込み場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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