「レーザー核融合」、毎秒1回の100連続反応に成功

2012年4月11日 06:00

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記事提供元:スラド

hlevin 曰く、 光産業創成大学院大で4月4日、浜松ホトニクスやトヨタ自動車などとの共同研究により、レーザー核融合反応を「爆縮高速点火」による手法で100回連続して起こすことに成功したとのこと(静岡新聞)。

 レーザーの出力が足りないため、発電までは至ってないようですが、昨今のエネルギー論議に一つ選択肢が増えるかも。とは言いつつも、炉の強度問題や核融合には様々な課題が山積しているようですが、まずは夢のエネルギーといわれた発電方法へ一歩進んだという明るいニュースでした。

 レーザー核融合とは「海水に含まれる重水素と三重水素を混合した燃料にレーザーを照射して核融合燃焼を起こし、そのエネルギーを発電に利用する理論」だそうだ。

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